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トイレ内でも使用できるニコレットと禁断症状のピーク

2019年09月30日
灰皿の中にあるタバコのフィルター

ニコレットはニコチンが配合されているガムで、タバコをやめたいと願っている人のための医薬品です。
普通のガムの様にただ噛むのではなく、歯茎にひっつけてニコチンを口腔粘膜から吸収するという使用法です。
これにより、タバコを吸うときよりもニコチンをゆっくりと吸収するので、中毒症状が徐々に緩和されることになります。

ニコレットは、1960年代のスウェーデンで考案された後に、1978年にスイスで販売されています。
日本に入ってきたのは1994年で、2001年からは一般医薬品として販売が開始されています。
これまでに多くの人が利用しており、禁煙効果と安全性の高さが確認されています。

タバコの煙には、100種類以上の有害物質が含まれています。
これらは周囲に広がるので、喫煙者以外にも悪影響を及ぼすことになります。
このために、現在では公共施設の多くは全面禁煙であり、トイレ内でも吸えません。
トイレ内で吸っても、煙は上から出ていくからです。
ただし、この様なことは知られているにも関わらず、タバコをやめるのは非常に困難です。
これは、ニコチンの中毒性が原因です。

ニコチンは、脳内のレセプターと結合することで快楽物質のドーパミンを分泌させるという作用がある物質です。
この物質が体外に排出されるに従い、レセプターは空っぽの状態になります。
すると、ニコチンの補給を促すために怒りのホルモンとも表現されているノルアドレナリンが放出されます。

これにより、非常にイライラとした不愉快な気分になるので、タバコを吸わずにはいられなくなります。
この状態は、タバコをやめてから3日程度でピークとなるのですが、多くの人はピークを乗り越えられずに禁煙に失敗するという結果になります。
ただし、ニコレットであれば、ニコチンを補給しているので、ピーク時にも禁断症状に見舞われることはありません。
また、煙を出さないということで、トイレ内での使用も可能です。

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